年末になると年越しの準備も始まります。
鏡餅を飾るおうちも多いと思いますが
鏡餅ってすぐにカビが生えてしまって困りますよね。
何かカビが生えにくくなるようなカビ防止の方法はあるんでしょうか。
せっかくの鏡餅ですからなるべく捨てたりせずに食べたいです。
今回は鏡餅のカビ防止の方法についてのご案内です。
鏡餅のカビ防止には焼酎がおすすめ?
鏡餅にカビが生えてしまうのは
空気中に漂っているカビが表面にくっついてしまうためです。
それを防ぐには鏡餅の表面を焼酎などで消毒すればいいという考え方ですね。
たとえば梅干しを漬けるときにも
梅の表面を焼酎で消毒したりしますよね。
梅干し作りにもカビが大敵ですからね。
鏡餅の表面に焼酎を塗る方法
まずは鏡餅を扱う際には使い捨てのビニール手袋を用意して
直接手で触らないようにすることが大事です。
アルコール度35度以上のホワイトリカーを用意すること。
購入したらすぐに鏡餅の表面にハケなどで焼酎を塗っていく
もしくはスプレーする。
清潔なキッチンペーパーで拭き取る。
乾いてから鏡餅を飾る。
できれば毎日鏡餅の様子をチェックして
焼酎の消毒してキッチンペーパーで拭き取ればかなり防げると思います。
鏡餅のカビを防ぐには割りばしを利用するのがおすすめ?
とはいえ毎日毎日鏡餅の様子を見るのも
年末年始忙しいですから難しかったりしますよね><
カビが生えてしまう場所は湿気のあるところ
つまり鏡餅の周りを乾燥させるのもカビ防止に繋がります。
鏡餅でカビが生えやすい場所は
お餅が何かとくっついていて空気が通らない場所なんです。
鏡餅の底や2段重ねになっているお餅とお餅の間
お餅と上の蜜柑がくっついてるところなど。。。
そのくっついた場所を少しでも離して空気の通りを作ると
乾燥しやすくなってカビが生えにくくなります。
そこで割りばしをお餅の間などに入れて
隙間を作る方法があります。
鏡餅の下に敷く紙を「四方紅」といいますが
その四方紅を敷いた上に
割りばしを2本離して置きます。
割りばしの長さはお餅に合わせて切ってください。
その割りばしの上に下のお餅を置きます。
さらに割りばしを適度な長さに切ったものを2本
上下のお餅の間に挟むように置きます。
上の蜜柑というか橙との間にも同じく割りばしを置きます。
橙が小さかったら爪楊枝でもいいかもしれません。
そんな風にして極力お餅とくっつくものとの間に
風の通るような隙間を作ります。
隙間があるので常に乾燥していて
カビが生えにくい状況となります。
まあちょっと見た目がアレかもしれませんが><
鏡餅をカビさせないためにはラップで包むのがおすすめ?
う~ん、焼酎だの割りばしだの面倒くさいなあ。。。
という方にはこちらの方法はどうでしょうか。
ずばり鏡餅自体をラップで包んでしまって
空気に触れさせない方法です。
でもこちらの方法はですね
つきたてのお餅に限るようです。
つまりつきたてで熱い状態のお餅を素早くラップで包んで成形して
鏡餅として仕立てる方法です。
鏡餅をラップを使って成形するには
つきたてのお餅を用意します。
大小2種類の大きさの深皿を用意します。
それぞれ鏡餅の上下のお餅の大きさになります。
ラップを深皿にピッタリと敷いておいて
その上につきたてのお餅をのせる。
ラップで形を整える。
そのままラップでくるんだまま冷まして固まるまで置いておきます。
完全に固まったら鏡餅として飾ります。
ラップで包まれてる状態ですので
完璧ではないですけどほとんど真空状態になってます。
空気に触れることがないのでカビる心配もなくなるということです。
いわゆる真空パックということですね。
まあこちらも見た目としてはラップにくるまれてますので
鏡餅としてのナチュラルな状態ではありませんが(笑
気を付けてたけど鏡餅がカビてしまった~という時にはこちらの記事をどうぞ!
鏡餅をカビさせない方法のまとめ
鏡餅は年神様の魂の依り代と言われてます。
食べることによってそのパワーが貰えるのです。
なるべく鏡餅はカビさせないようにして
家族でおいしく食べるようにしたいものですね。
そのためにもカビさせない工夫が必要になってきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね♪