くせ毛に悩む多くの人にとって、縮毛矯正は人気のある解決法です。
私も長年、くせ毛を抑えるために縮毛矯正を続けています。
縮毛矯正後、特に夜にどのように寝るか、寝ぐせをどう防ぐかについて、皆さんも気になることでしょう。
せっかくストレートにした髪がすぐに元のくせ毛に戻ってしまったら残念ですよね。
でも心配は無用です!
縮毛矯正をした後、くせ毛が戻ることはほぼありません。
万が一寝ぐせがついたとしても、水で湿らせば元のストレートな状態に戻ります。
それでも、縮毛矯正後に気を付けるべきポイントがいくつかあります。
この記事では、縮毛矯正後の夜のヘアケア、特に睡眠時の姿勢や、美しい髪を保つための注意点に焦点を当ててご紹介します。
縮毛矯正後の睡眠時の注意点
縮毛矯正を受けた後の夜の過ごし方には、特に注意すべきいくつかのポイントがあります。
長い髪の方は、髪をゆるく束ねて柔らかい素材で包むのが良いでしょう。
また、枕に頭を置く時には、髪がつぶれないように気をつけてください。
可能な限り仰向けになって寝ることをお勧めします。
私自身ボブヘアですが、仰向けで寝ることで髪の寝ぐせを防ぐことができますし、この寝姿勢は腰や背骨にも優しく、体のバランスを整えるのにも役立ちます。
健康面を考慮しても、仰向けでの睡眠が最適です。
さらに、枕カバーにはシルク素材を選ぶと良いでしょう。
多くの方がタオルを枕に敷きますが、髪には摩擦が少ないシルクが適しています。
縮毛矯正後に寝ぐせで元のくせ毛に戻る心配はほとんど無用です。
万が一髪に変なクセがついても、水やシャンプーで簡単にストレートに戻ります。
矯正された髪は基本的に半永久的にまっすぐな状態を保るんですよね。
もちろん、矯正後に生えてくる新しい髪には元のくせがありますので、時間が経つにつれて根元にクセは出て来てしまいます。
とはいえ、確実に3~4か月はストレートの状態をキープできますので、縮毛矯正ってホントに救世主だと思います。
縮毛矯正後の寝ぐせ対処法
縮毛矯正後に寝ぐせができてしまった場合、その対応は非常に簡単です。
寝ぐせができた部分にスプレーで水を吹きかけ、その後ドライヤーで乾かしながら整えるだけで大丈夫です。
縮毛矯正をしたからといって、普段のヘアケアの方法を特別に変える必要はありません。
以前は、矯正直後はしばらくシャンプーを避けるよう指示されることがありましたが、最近の技術では当日中にシャンプーしても問題ないケースが増えています。
それでも心配な場合は、施術した美容師に相談するのが最善です。
使用される薬品によっては少し違いがあるためです。
私自身は縮毛矯正をしながらヘアカラーもよく行いますので、念のためにシャンプーは翌日からにしています。
縮毛矯正後の寝ぐせを防ぐコツ
次に、縮毛矯正後に寝ぐせがあまりつかないようにする対処法をいくつかご紹介します。
参考にしてみてください。
対処法①寝る前の髪の乾燥
これは縮毛矯正の有無に関わらず、寝ぐせを防ぎたいときには非常に大切なポイントです。
寝る前には髪をしっかりと乾かすことが大切です。
自然乾燥だけでは不十分なので、ドライヤーを使って乾燥させることをおすすめします。
濡れたままの髪は寝ている間に摩擦によりキューティクルが傷つくリスクがあり、乾かしてから寝ることが基本です。
特に縮毛矯正をした人は、美容師からもこの点を特に注意されることが多いです。
対処法②ナイトキャップの活用
ナイトキャップを使うことは、寝ぐせを防ぐ上で有効な方法の一つです。
ナイトキャップをかぶることで、寝ぐせだけでなく、髪の乾燥や摩擦によるダメージも軽減できます。
ただし、ナイトキャップを使う際には、髪に跡がつかないように注意しながら着用することが重要です。
さらに、仰向けで寝ることや、低反発の枕を使うことも、寝ぐせを防ぐのに役立ちます。
対処法③シルクの枕カバーを選択
以前にも述べたように、寝ぐせを防ぐためには枕カバーの素材選びが重要です。
特にシルク製の枕カバーがお勧めで、これを使うことで髪にクセがつきにくくなります。
シルクは髪との摩擦を軽減し、寝ぐせを防ぐのに最適な素材です。
また、シルク製品は手ごろな価格で入手可能で、既存の枕カバーをシルクのものに替えるだけで、大きな違いを感じられます。
逆に、タオル地の枕カバーは避けた方が良いでしょう。
これは髪への摩擦が多く、ダメージの原因となることがあります。
縮毛矯正の有無に関わらず、シルク製の枕カバーを使うことを検討してみる価値があります。
縮毛矯正後の寝る時の体勢はどうする?まとめ
今回は、縮毛矯正後に最適な睡眠姿勢と寝ぐせの直し方、さらに寝ぐせを予防する方法をご紹介しました。
縮毛矯正をした後は、多くの人が元の状態を保ちたいと思うものですが、過度に心配しすぎる必要はありません。
ストレートヘアを手に入れて悩みが解消されたなら、新たな心配をせずにリラックスすることも大切です。
現在の縮毛矯正技術はとても進んでいて、すぐに変なクセがつくことはほとんどありません。
ストレートヘアを思い切り楽しみ、美しい髪を維持することを心掛けましょう。