アナベル、別名アメリカ紫陽花は、時の経過と共に花の色が変化する美しい花として知られています。
うちでも以前住んでた家で植えていたことがあります。
梅雨の季節に、長いこと咲いてくれて楽しませてくれました。
しかし、アナベルを栽培する際には注意が必要な点があります。
栽培時のアナベルにおいて、知っておいた方が良いリスクは次の2点です。
・放っとくと大きくなり過ぎること
・有毒成分の存在の可能性
本記事では、アナベル栽培に伴うこれらのリスクや、花言葉と風水の効果、さらに栽培のためのコツについて、詳しくご紹介します。
気になってる方はぜひチェックしてみてくださいね。
アナベルを植えてはいけないと言われる理由とは？
アナベルは魅力的な花ですが、栽培にはいくつかのデメリットも存在します。
主なものは次の2点ですね。
・放っとくと大きくなり過ぎること
・有毒成分の存在の可能性
自宅でアナベルを栽培する際に注意すべきリスクについて、順番に見ていきますね。
アナベルの過剰成長には注意が必要
アナベルは想像以上に大きく成長することがあり、適切な剪定を行うことが大切です。
放置すると、アナベルは1～2メートルの高さや幅に達することもあります。
この花は細い枝を持っているため、適切な管理をしないと怪我をするリスクも高まります。
そのため、定期的な剪定によって形を整えることが必須になります。
とはいえ難しく考える必要はありません。
花が終わった後、2月くらいまでの休眠期に選定をしてくださいね。
アナベルに含まれる毒性についての注意
アナベルなどのアジサイ類のつぼみには、毒性が含まれることが知られています。
そのため、アナベルを育てている近くで食用植物を栽培する際は、そういうリスクがあることに注意が必要です。
特に、物を口に入れがちな小さな子どもがいる家庭では、アナベルの栽培において特に注意を払うことが重要です。
また猫などの動物にとっても有害ですので、部屋に切り花として飾る際には、注意するに越したことはありません。
アナベル栽培の魅力とは？
アナベルはその可愛らしい見た目で、庭植えや鉢植え、そして切り花やドライフラワーとしても多くの人々に愛されています。
デメリットである過剰成長と、毒性への注意がわかっていれば楽しんで栽培することができますよね。
それでは、アナベル栽培の魅力を2つの主な特徴を通じて探ってみましょう。
寒暖差に強い耐性を持つアナベル
アナベルは寒さや暑さに強い耐性を持ち、夏には鮮やかな花を咲かせることができます。
これは育てる上で大きなメリットとなります。
日々の水やりは1〜2回で十分であり、病害虫の発生も少ないため、ガーデニング初心者でも簡単に育てることが可能です。
ほとんどの地域では冬越しの準備も不要で、基本的な水やり、土壌の管理、適切な剪定だけで育成できます。
うちの場合は庭に植えっぱなしだったので、真夏以外はそれほど水やりも苦労しませんでした。
また、挿し木での増殖も可能で、自宅の庭をより美しく飾ることができます。
花色の変化を楽しむアナベル
アナベルの特徴の一つは、季節の進行に伴い花色が変化することです。
これにより、花の成長過程を楽しむことができます。
アナベルは初夏の6月から7月にかけて開花し、最初は緑色のつぼみが白い花へと変わり、最終的には茶色に変化します。
ピンク色のアナベルも、つぼみの段階と開花時に色の変化を見せ、家庭での栽培に適しています。
うちのアナベルは白でしたが、最初の緑色から白への変化が特に美しかったです。
アナベルの花言葉と風水における影響
アナベルは海外では女性を象徴する花言葉を持ち、その意味は花の色によって変わります。
例えば、ピンク色のアナベルは「寛容な女性」を意味し、その魅力的な色彩で人気があります。
また、緑から白へと変わるアナベルは「辛抱強い愛情」や「ひたむきな愛」を象徴するとされています。
風水においては、アナベルを玄関に置くことで金運を高めると言われています。
特に玄関周りでの栽培が推奨されています。
ただし、北方向に植えることは風水的には好ましくないとされているため、この点には注意が必要です。
アナベルを効果的に栽培する方法
アナベルを健康に育てるためには、十分な日光を確保することが大切です。
半日以上の日照が理想的とされています。
しかし、夏の強い直射日光はアナベルにとって過酷なので、この時期は日光への露出を適切に管理することが重要です。
ただし、うちで育てていた時には東向きの庭のフェンス際に植えていたので、それほど日当たりは良くなかったです。
それでもけっこう伸び伸びと育っていたので、かなり丈夫だと言えますよね。
アナベルは乾燥に弱いため、1日に1～2回の水やりが推奨されています。
特に夏の暑い時期は土の表面が乾きやすいため、土が乾いたらしっかりと水を与えることが必要です。
また、風通しの良い場所で育てることも、アナベルの成長には有利です。
土壌については、赤玉土、腐葉土、バーミキュライトを7:2:1の比率で混ぜると、アナベルにとって最適な環境を作ることができます。
アナベルを植えてはいけないのはなぜ？まとめ
アナベルはその美しさと手軽さで高い人気を誇り、色の変化もその魅力の一つです。
これによって、自宅の庭に華やかさを加えることができます。
しかし、適切な剪定を行い成長をコントロールし、アナベル特有の毒性への注意も重要です。
それにもかかわらず、初夏に鮮やかに咲くアナベルは、庭を明るく演出し、玄関周りに植えることで風水による運気の向上にも寄与するでしょう。
アナベルはいったん根付くと、かなり丈夫で手がかかりません。
そのため、庭作りの一つとしてアナベルの栽培を試してみることをお勧めします。