新年を迎える準備が始まるこの時期、家族とゆっくり過ごすことを選ぶ家庭が増えています。
そこで気になるのが、大晦日にやってはいけないこと。
またそれに由来する怖い縁起なども調べてみました。
一緒に、大晦日にするとよいことなどを紹介していきますので参考にしてくださいね。
こちらの記事では、以下の3点についてお話していきます。
・大晦日にやってはいけないこと
・怖い言い伝え
・やった方がいいおすすめの習慣
ぜひチェックしてみてくださいね。
大晦日に避けた方が良い4つの行動
大晦日に特に避けた方が良い行動は以下の4つです。
・お飾りの準備
・大掃除
・餅つき
・台所の水仕事
これらは、縁起が悪いとされることがあり、意外と知られていないかもしれません。
これらを避けることで、気持ち良く新年を迎える準備が整います。
それでは、これらの行動について詳しく見ていきましょう。
正月飾りのタイミングと方法
新年を祝うために、門松やしめ縄、鏡餅などの飾り付けは大切な役割を果たします。
これらは年神様を迎えるために12月28日か30日に設置するのが一般的です。
大晦日に飾り付けをすると、一夜飾りとされ、神様に対して失礼になるため、早めに準備することがおすすめです。
年末の大掃除はいつ行うのが良い?
年末は年神様を迎える準備の時期です。
大掃除は大晦日より前に済ませ、大晦日は軽い掃除に留めるのがベストです。
大晦日に急いで何かをすることは避けた方が良いとされています。
大晦日の餅つきはなぜ避けるべき?
大晦日に餅をつくのも避けた方が良い行為です。
31日についた餅は「一夜餅」と呼ばれ、一夜飾りと同様に縁起が悪いとされています。
大晦日に忙しく準備すること自体が、不吉と考えられています。
大晦日の台所仕事
大晦日には台所での水仕事を控えるという伝統があります。
特に灰汁を出す料理、例えば煮物などは作らないことが望ましいです。
この習慣は、灰汁が「悪いもの」を連想させるためと、台所の神様に休息を与えるために生まれました。
これは一年の感謝を示す行いで、年始に神様を迎えるためにも、台所の使用を控えることが伝統です。
これがお節料理を作る理由の一つですが、現代では完全に台所を使わないわけにはいかないこともあります。
大晦日にやってはいけないことの怖い縁起や由来
次に大晦日にやってはいけないと言われている、ちょっと怖い言い伝えについてです。
これ、知らない人もけっこう多いのではないでしょうか。
大晦日の避けたい習慣:早寝
大晦日の夜に早く寝ることは、避けた方が良いとされています。
一つの迷信では、「大晦日に早く寝ると白髪やしわが増える」と言われることがあります。
これは、早寝が老化を象徴すると解釈されることがあるためです。
また、大晦日に早く寝ると神様への奉仕を怠ると見なされ、それが老化の加速につながるとも考えられています。
大晦日に避けるべき行為:鏡を見ること
大晦日から年越しにかけて、鏡を見ることは避けた方が良いとされています。
一部の話によると、鏡に映る自分の姿が不吉な印象を与える可能性があるとされています。
特に、スマートフォンで自撮りをしたり、頻繁に鏡を使うことは注意が必要です。
どちらもちょっと怖い内容ですよね。
年末は自分の姿が映るものに気をつけながら、思いっきり夜更かししちゃいましょう!
まあ、大晦日は普通は夜更かししますよね。
大晦日におすすめの行い
大晦日には、幸運をもたらすとされる特定の行動があります。
以下でそれらをご紹介します。
年越しそばを楽しむ
日本の年越しには、年越しそばを食べる習慣があります。
江戸時代から続いているこの風習は、長寿を象徴する長い蕎麦を食べることに由来しています。
そばは簡単に切れるため、「一年の悩みや不幸を断ち切る」という意味もあります。
また、金銀細工にそば粉が使われていたことから、金運を高める意味もあると言われています。
除夜の鐘を鳴らす
除夜の鐘は、迷いや苦しみを断ち切るという力があると言われています。
この鐘の音を聞くこと、または自ら鐘を鳴らすことは、心を清める体験とされています。
全員に鐘を鳴らす機会があるわけではありませんが、できれば一度体験してみることをお勧めします。
大晦日のお風呂:「年の湯」とその重要性
大晦日にお風呂に入ることは「年の湯」と呼ばれています。
昔は毎日お風呂に入る習慣がなかったため、特に大晦日のお風呂は特別視されていました。
このお風呂は身体を清めるだけでなく、一年の厄を落とす重要な意味があります。
これにより、新しい年を新たな気持ちで迎える準備ができます。
大晦日にやってはいけないことや怖い言い伝え!まとめ
大晦日や新年には、伝統に基づいた行動が推奨されています。
現代では料理を控えたり、洗濯を避けたりするのは難しいこともありますが、最近は家で新年を静かに迎える家庭が増えています。
伝統に則った過ごし方を試してみるのも一つの方法です。
神経質になる必要はないものの、年越しそばを食べたり、除夜の鐘を聞いたり、年末のお風呂に入ったりすることで、良い気持ちで新年を迎えることができます。
一年の厄を洗い流し、心身をリフレッシュさせる「年の湯」は特におすすめです。
年末が近づくにつれて、正しい伝統を守りつつ、素敵な年越しを迎えましょう。