観葉植物ってついつい増えてしまいがちですよね。
またいつの間にか大きく育ってしまって、引越し先で置き場所に困る場合も。
そんな観葉植物を手放そうと思っても、長年一緒に暮らしてきたと思うと、処分に踏み切りにくいものです。
この記事では、次のようなテーマに焦点を当てています。
●観葉植物を手放す際の心理的な負担を軽減する方法
●植物に対して「かわいそう」と感じることは自然な反応か?
●植物を手放さずに続けて楽しむためのアイデア
引越しなどをして、観葉植物の処分に頭を悩ませた経験から、罪悪感なしに手放すにはどうすればいいのか?
また、手放さずに済む方法についてもご紹介してます。
観葉植物の手放し方:気楽にできる様々な方法
新しい生活を始めたり、新居に引っ越したとき、観葉植物を購入することはよくあることです。
また、新居祝いで素敵な鉢植えをもらうこともありますよね。
しかし、時間が経つにつれて、その植物が場所を取るようになり、どのように対処すればよいか迷うこともあるでしょう。
ここで、気軽に観葉植物を手放すためのいくつかのアイデアを紹介します。
●自宅の前で観葉植物を無料で譲る
●友人や近隣の方に声をかけてみる
●実家に持って帰る
●地域コミュニティを利用して引き取り手を見つける
●購入したお店や園芸店に相談してみる
●公共施設や学校に寄付する
●リサイクルショップに売る
●フリマアプリで観葉植物を売る
次に詳しく見ていきますね。
自宅の前で観葉植物を無料で譲る方法
お住まいの地域で観葉植物を無料で提供するのは、簡単で親切な方法です。
家の前に植物を置き、「無料です、どうぞお持ち帰りください」と書いたメモを添えましょう。
アパートやマンションに住んでいる場合は、共有スペースに置くのが適切ですが、その際は「〇日までに持って行かなければ、処分します」という注意書きを忘れずに。
うちでもこの方法で、不要の植木鉢などを譲った経験があります笑
うちの場合は、外廊下の室外機の上に置いておいたのですが、すぐに貰い手が見つかりました。
意外と多くの人が無料だと興味を示してくれます。
友達や近所の人に譲る方法
スマートフォンで観葉植物の写真を撮り、それを友人に送ってみましょう。
魅力的な植物であれば、興味を持つ人がいるかもしれません。
引っ越しを機に植物を手放したい場合は、近所の人に声をかけてみるのも一つの良い方法です。
また、マンションなどの掲示板に許可を得て、告知するのも良い方法です。
実家に植物を持って行く
実家の両親や年配の家族が植物を好む可能性があります。
次に帰省するとき、余分になった観葉植物を持って行ってみてはどうでしょうか。
これはあなたにとっては不要な植物を処分する機会となり、同時に両親には素敵なプレゼントになるかもしれません。
とはいえ、ご両親の意向は確認してくださいね。
地域コミュニティを利用して引き取り手を見つける
ジモティなどの地域コミュニティサービスは、物を譲りたい人と欲しい人を繋げる素晴らしい方法です。
オークションやフリマアプリとは違い、無料で利用できます。
取引は直接行われることが多く、地元の人々との交流が主です。
プライバシーを守りたい場合、公共の場所での受け渡しを選択することもできます。
大きな植物の場合は車が必要になることもありますが、必要としている人に直接手渡すことができ
ます。
購入した店への引き取り依頼
観葉植物を購入したホームセンターや園芸店に引き取りを依頼することも考えられます。
多くの場合、店まで持ち込む必要がありますが、場合によっては自宅まで引き取りに来てくれるかもしれません。
ただし、引き取られた植物がどのように扱われるかは分かりにくいことが多いので、処分に心配がある場合は、事前にどのように処理されるかを聞いてみると良いでしょう。
公共施設や学校に寄付する
地域の施設で観葉植物の寄付を受け付けている場所もあります。
学校、公園、図書館、児童福祉施設、老人ホーム、病院、市町村役場などが対象になることがあります。
寄付を考えている場合は、近くの市役所や町役場、区役所に問い合わせて、「不要な観葉植物を寄付してもいいか」と尋ねてみるのがおすすめです。
すぐに受け入れ先が見つかるとは限りませんが、探し続ければ可能性があります。
リサイクルショップで観葉植物を売る
リサイクルショップでは多種多様な商品を扱っており、観葉植物もその一つです。
もし家にもう使わない観葉植物があれば、リサイクルショップに売ることもできます。
ただし、リサイクルショップはビジネスなので、人気がない種類だったり、手入れの行き届いてない観葉植物の買取は難しいかもしれません。
また、売れた場合でも、買取価格はあまり高くないことが多いので、高額での売却は期待しないほうが良いでしょう。
フリマアプリで観葉植物を売る
オークションやメルカリなどのフリマアプリを使って観葉植物を売ることもできます。
元気で見た目の良い観葉植物は、買い手が見つかりやすいです。
ただし、商品が売れるまで時間がかかったり、送料などを考慮するとマイナスになる場合も。
大きな植物の梱包や配送が難しい場合は、「自宅まで引き取りに来てもらえる方限定」などで出品するのもありです。
これらの手間を考えて、売ることに興味がある方にお勧めします。
自然環境への観葉植物の放置は違法行為
以上のような方法で、観葉植物は適切に処分することが大切です。
公園や河川敷など、公共の自然環境に無断で植物を放置する行為は違法であり、無断放置は不法投棄となります。
この行為は、発見されなければ問題ないわけではなく、外来種の植物を植えることは、日本の生態系に悪影響を及ぼし、自然環境の破壊につながる可能性があります。
多くの観葉植物は熱帯地域のもので、日本の冬を生き抜くことが困難なため、放置は残酷な行為にもなり得ます。
絶対に自然環境への放置はおやめ下さい。
観葉植物を手放す時の罪悪感は自然な感情
観葉植物を手放す際の罪悪感や悲しみは、人間としての自然な感情です。
感じる理由には以下のようなものがあります。
・長い間育ててきた愛着
・一緒に過ごした日々の価値
これは、観葉植物に命があり、世話をすればするほど成長し、私たちの愛情に応えると感じることからくるものです。
例えば、長年一緒に元気にすくすくと育ててきた植物は、家族や同居人のような存在になりますよね。
観葉植物との長い付き合いが深まれば深まるほど、手放す際の「かわいそう」という感情も自然なことです。
観葉植物の管理方法:捨てずに済ませる工夫
観葉植物が大きくなり過ぎて、部屋に収まらなくなったり、引越しでの持ち運びが難しくなることはよくあります。
特に成長が旺盛な植物は部屋のスペースを圧迫し、「邪魔」に感じることもあるでしょう。
また、新しい住まいが狭い場合は置き場所に困ることも。
しかし、以下のような方法を試すことで、観葉植物を手放す必要がなくなるかもしれません。
・観葉植物の剪定でサイズを調整する
・軽い小型の植木鉢への植え替え
これらの観葉植物のメンテナンスを行うことで、上手に共存していく可能性があります。
観葉植物の剪定:大きさを調整する
手のひらサイズで購入した観葉植物が、時間が経つにつれて大きくなり、場所を取るようになることがあります。
特によく手入れをすると、植物は驚くほど成長します。
このような時は、枝や幹を剪定してサイズを調整するのが効果的です。
剪定の方法については、YouTubeなどの動画サイトで見つけることができます。
「〇〇(植物名) 剪定方法」などで検索すると簡単に見つかりますよ。
より軽い植木鉢への植え替え
もしもらった観葉植物が重い陶器の鉢に入っていたら、持ち運びが大変ですよね。
特に女性にとってはそうかもしれません。
これを解決するために、プラスチック製の軽量な小型鉢に植え替えるのがおすすめです。
長期間同じ鉢で育て続けると根が圧迫されることがあるので、定期的な植え替えは観葉植物を健康に保つ上でも重要です。
観葉植物を捨てるのがかわいそうな時はどうする?まとめ
観葉植物を手放す際の罪悪感を軽減するために、以下のような方法をご提案しました。
●自宅の前で観葉植物を無料で譲る
●友人や近隣の方に声をかけてみる
●実家に持って帰る
●地域コミュニティを利用して引き取り手を見つける
●購入したお店や園芸店に相談してみる
●公共施設や学校に寄付する
●リサイクルショップに売る
●フリマアプリで観葉植物を売る
これらは観葉植物を捨てずに処理する有効な選択肢です。
サイズが大きくなった植物には、剪定や植え替えでサイズを調整するのも一つの方法です。
ただし、自然環境に植物を無断で放置するのは避けましょう。