新元号は「令和」に決まりましたね!
なんかまだまだ聞き慣れませんが(笑
そして令和という言葉の出典は万葉集だとか。
万葉集って難しそうなイメージだけど
この機会に小学生の子どもにも親しんでほしいな~
子ども向きな万葉集に関する本を探してみました♪
新元号「令和」の出典は万葉集から
なんか古き良き時代の和歌が出典なんてロマンティック。
まずは万葉集のどのあたりからの引用なんでしょうか?
万葉集の第5巻、梅の花の歌32首の序文にある言葉。。。
「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す」
この中の「令」と「和」を引用したものだとか。
上記の文章は序文なので和歌ではないそうです。
意味としては。。。
初春の令月にして、
(時は初春の良き月)
気淑く風和ぎ、
(空気は美しく風も和やかで)
梅は鏡前の粉を披き、
(梅は鏡前で装うように白く咲き)
蘭は珮後の香を薫す
(蘭は身に帯びた香りのように香っている)
令月=良き月、和ぎ=和やかと意味づけられてます。
梅の花が開いて、新しい時代へ希望を持って生きていく。。。
なんか季節的にも今の気分にぴったりで清々しい気持ちになりますよね(*´▽`*)
万葉集は7世紀後半から8世紀後半にかけて編まれた日本最古の歌集です。
作者は天皇から下級役人や農民までさまざまな人たちが詠んでます。
時代でいうと、飛鳥時代から奈良、平安時代にかけてって感じですかね。
百人一首などにも元歌が万葉集にある歌が使われてますし
小学校の中には百人一首を授業に取り入れてる学校もあります。
うちの長男が行っていた小学校でもそうでした(笑
この機会に令和の出典となった万葉集について
お子さんと学ぶのも良い機会ではないでしょうか(*´▽`*)
万葉集の本で小学生向きなもの
万葉集とか難しそうだし取っ付きづらい><
これは大人でもそうですよね。
そんなお子さんや(大人にも)マンガで読む万葉集を(笑
イマドキはもう何でもマンガでありますよね~
まんがで読む 万葉集・古今和歌集・新古今和歌集 (学研まんが日本の古典)
ナビゲーターが小野小町!
万葉集だけでなく古今和歌集や新古今和歌集からも集められてます。
歌はもちろん、解説にもふりがなつきで小学生から大人まで手軽に楽しく読める万葉集の入門書。
約90首を解説されていて定番の和歌がよくわかるようになってるとのこと。
とりあえず絵がイマドキっぽくて可愛いですね♪
「マンガで楽しむ古典 万葉集」
代表的な歌を150首以上取り上げてマンガで解説されてます。
歌1首につきマンガ1ページという構成。
歌に詠まれた場所についての解説などもあって300ページ余りのボリューム。
内容紹介のところに、序文や梅花の歌につても詳しく紹介されてると書かれてます。
こちらの本は1と2に分かれてますが実際に万葉集4500首の中から20首の歌を選んで
語句の意味や作者についてじ~~~っくりとわかりやすく書いた本。
「小学生からの万葉集教室」
「小学生からの万葉集教室2」
文字ばかりではなく地図やイラストもたくさん入っていて読みやすい。
レビューでも初めて和歌に触れる子供にもとっつきやすいとあります。
難しい漢字の書き方なども練習できるようになってますね。
小学生向きにお勉強の要素が入ってる感じです。
万葉集などの和歌の作者ってその時代の天皇が詠んだ歌だったりしますから
思いのほか歴史や背景の話にも持って行きやすく
知らず知らずに歴史の知識を増やすきっかけになるかもです。
選ばれてる歌も馴染みのある歌ばかりだけど
大人が読んでも知らなかったことが多いし
それが優しく解説されていて楽しい、、、というレビューもありますね。
こちらの本は中学生向きくらいかな?
「よみたい万葉集」
でも万葉集の背景や小ネタがおもしろく盛り込まれて
万葉集初心者にもとっつきやすい本のようです。
万葉集で子供向けの絵本や百人一首など
万葉集の絵本もあるんですね~
絵本といっても子供から大人まで楽しめるタイプです。
こちらはいわさきちひろさんの素敵なイラスト入り。
いわさきちひろは戦争の絵本とか味わい深いものがたくさんあります。
「万葉のうた (若い人の絵本) 」
万葉集の絵本はこれくらいでしょうか。
でもこれから万葉集が話題になって来れば
子供向きの万葉集の本もどんどん増えてくるような気がします(*’▽’)
また探してみますね~
こちらは百人一首。。。
万葉集の話が盛り上がったら?
親子で百人一首を楽しむこともできますよ。
おなじみまるちゃんの百人一首(*’▽’)
こちらはCDの音読付き。1人でも楽しめます。
百人一首も最近はちはやふるの影響で女の子に人気がありますよね~
新元号の令和の出典は万葉集!まとめ
新元号が令和と決まったのでしばらくこの話題で賑わいそうです。
そして「令和」の出典となった「万葉集」
この機会にぜひ手に取ってお子さんとの話題のひとつにしてみてくださいね。
お役に立てたら嬉しいです♪