オーブンシートやオーブンペーパーにワックスペーパー、さらにはクッキングシートだのクッキングペーパーなどたくさんあり過ぎて何にどう使っていいのか迷ってしまう!
でも間違って使うと危ないことになったりもするんですよね。
こちらの記事では、オーブンシートとクッキングシートの違いや代用に使えるものについて紹介しています。
また、似ている商品としてワックスペーパーやクッキングペーパーなどとの比較も簡単にまとめておきます。
オーブンシートとクッキングシートの違いは?
結論からいうと。
オーブンシートもクッキングシートもオーブンの鉄板で下敷きとして使う分にはあんまり変わりはありません。
違う点は、「繰り返し使える」か「使い捨て」かという点ですね。
オーブンシートは使い捨てではなく、何度も使えることを前提にしてるものが多いです。
素材も使い捨てでないのでグラスファイバーなどの丈夫な素材で出来ています。
対してクッキングシートは「シリコーン樹脂加工耐油紙」なので基本的に素材が「紙」なので使い捨てです。
クッキングシートと同じ使い方ができて、クッキングシートの薄さに近いのはオーブンペーパーの呼び名の商品ですね。
これ以前持ってたんですけど、クッキングシートと同じようにクッキーを焼くときに敷いたり、生チョコの型紙に敷いたりしてました。
クッキングシートもオーブンペーパーもオーブンの高温に耐えるようにできてる「シリコーン加工された耐熱性の耐油紙」です。
オーブンの鉄板の上に敷いてピザを焼いたりクッキーを焼いたり、お肉やお魚をグリルするのにも使えます。
鉄板の上に敷しいて食品が鉄板にくっつくのを防ぐ役割があります。
クッキングシートは電子レンジや蒸し器にも使えます。
耐水性が適度にありつつ水蒸気も通すことができるからですね
上記のオーブンペーパーも電子レンジや蒸し器で使用可となってます。
オーブンの鉄板などに敷く分には厚みは関係ないかもしれませんが、電子レンジで食品を包む使い方の場合には薄手のペーパータイプの方が使いやすいでしょう。
つまり薄手のオーブンシート(ペーパー)とクッキングペーパーは、ほとんど同じ使い方ができます。
ただし、メーカーによっては耐熱が何度までとか違いがあるかと思いますのでそれぞれの注意書きをよく読むこと。
うちにあるクッキングシートの場合、茶色と白のクッキングシートは耐熱温度が250度になってます。
250度でも20分以上は使用禁止です。
こちらは100均で買った柄入りのクッキングシート。
ラッピングに使う目的で買ったんですけど、クッキングシートなので耐熱性もあってレンジやオーブンでも使えます。
が、耐熱は230度まででやはり20分以内となってます。
オーブンや電子レンジなどで使い捨ての形で使いたい場合、敷き紙としても使えて食品を包んだりもできるのがクッキングシートかオーブンペーパー
オーブンの鉄板の敷き紙としてだけ繰り返し使いたいなら、厚手のオーブンシートを選べばいいんじゃないでしょうか。
鉄板を使ったお菓子作りやパン作りを頻繁にする場合は、厚手のオーブンシートも持ってても良さそうですよね。
まあ私の場合は繰り返し洗うのは面倒くさいので使い捨てのオーブンペーパーがいいかな笑
オーブンシートとクッキングシートの代用に使えるものは?
オーブンシートやオーブンペーパー、クッキングシートがもしも身近になかったらどうする?
何か代用できるものはあるのでしょうか?
オーブンの鉄板の敷き物として使う場合
オーブンの鉄板の上で何を作るかにもよりますが、一般的にはアルミホイルを敷くことで代用できます。
ピザやクッキー、パンなど成型して並べるものに関してはアルミホイル無しで鉄板に直に載せても大丈夫ですよ。
鉄板の表面にサラダ油やバターを塗って食品がくっつくのを防ぎます。
普通のフライパン感覚ですね。
でも、古い鉄板だと焦げ付きやすかったりするので、何か敷いた方がお手入れはしやすいですけどね。
落し蓋に使う場合
クッキングシートを落し蓋に使ってる人もいますよね。
リードクッキングペーパーなど落し蓋に使えるキッチンペーパーを利用します。
あとアルミホイルって落し蓋にしない方がいいですよ。
アルミホイルの使用上の注意に「落し蓋として使わないように」ということが書いてあります。
塩分などでアルミホイルが溶けてしまう可能性があるからです。
電子レンジで蒸し料理や解凍あたために使う場合
電子レンジでの蒸し料理には濡らしたキッチンペーパーが使えますし、蒸し器を使ったものなら清潔な濡れ布巾も使えます。
電子レンジで冷凍ご飯をチンする代用はラップですよね。
アルミホイルは金属製ですから電子レンジには使えません!
オーブン使用の際にクッキングシートの代用には使えないもの
そして大事なことですが、次のものは耐熱性がないためオーブンの中で
オーブンシートやクッキングシートの代わりにはなりません!
クッキングシートの代わりにクッキングペーパーはダメ?
いわゆるリードクッキングペーパーに代表される、キッチンペーパー系のものです。
濡らして電子レンジに使ったり落し蓋に使ったりはできますが、オーブンでは使えません。
スーパーなどで買う時には一目瞭然ですけど、ネットなどで買う時には名前だけ見て買うと間違ったりします。
クッキング○○とかクック○○など、メーカーによって名前がいろいろあるので注意が必要です。
パッケージの説明をよく確認してみてくださいね~
クッキングシートの代わりにワックスペーパーはダメ?
いちばん紛らわしいのがワックスペーパーですよね。
見た目だけではクッキングシートと見分けがつきません。
こちら100均で買ったクッキングシート(上3点)とワックスペーパー(下2点)
どちらも似た感じですけど、下のワックスペーパーは耐熱ではありません!
ワックスペーパーはオーブンにも電子レンジにも使えません。
多少の耐水性があるだけの単なるラッピングペーパーというか「紙」なんです。
またクッキングシートの方は可愛い絵柄が付いてますが、表面がシリコン加工になってるのでマステなどのテープ類で接着ができません。
単に包むだけならできるんですけどね。
100均などで買う時にはパッケージの注意書きをよく読んでみてから買ってくださいね。
ワックスペーパーのつもりでクッキングシートを買って、ラッピングに使おうと思ってもマステなどがくっつかなくて困る羽目になったりします。
オーブンシートとクッキングシートの違いは?まとめ
一見似てる感じのオーブンシートやオーブンペーパー、そしてクッキングシート。
この3点は耐熱ということでオーブンなどには使えます。
厚さが同じくらいで使い方として似てるのがオーブンペーパーとクッキングシートですね。
そしてワックスペーパーは耐熱性がない単なるラッピングペーパーです。
使う時や買う時には注意してみてくださいね♪