最近は年末の喪中はがきで初めて訃報を知ることが多くなりましたよね。
そして喪中はがきを受け取った方から、喪中見舞いが贈られてくることもあります。
そういった喪中見舞いへの返事は何かするべきなのか悩んじゃいますよね。
こちらの記事では、喪中見舞いの内容によって返事やお礼状の文例をどうすればいいのかについてまとめてみました。
喪中見舞いに返事は必要?
喪中見舞いにも色々なものがありますよね。
ハガキやお手紙だけの場合とか、お線香やお花などの品物を贈ってくる場合もあります。
喪中見舞いのはがきだけいただいた場合
最近は、喪中見舞いと銘打ったはがきが売られてます。
そういった喪中見舞いのはがきやお悔やみのお手紙のみいただいた場合。
それに対するお返事は寒中見舞いの形でもいいかと思います。
はがきにははがきでお返事ということです。
喪中はがきを出したとしても、年賀状は2~3枚来たりします。
それに対しての返事も年賀状は喪中で出せないため寒中見舞いで出したりしますよね。
喪中見舞いのはがきやお悔やみの手紙に対しても、寒中見舞いのお返事で大丈夫です。
寒中見舞いを出す時期は松の内を過ぎた1月7日頃〜2月4日頃までです。
喪中見舞いをいただいた時の寒中見舞いで返事の文例
先日はご丁寧なお悔やみの言葉をいただき、どうもありがとうございます。
○○様のお気遣いに亡き父も感謝していることと思います。
おかげさまで家族一同少しずつ心の整理がついてきたところです。
寒さ厳しき折りですので、皆様お体を大切にお過ごしください。
自分の知ってる方ならもっと自分の言葉で書いてもいいでしょうけど、会ったこともない方の場合は短い定型文でサクッと出してしまいましょう。
喪中見舞いでお花やお線香をいただいた場合
ご縁の深い方だったら、お悔やみの気持ちを具体的に表したいと思うものです。
その場合、お返しに気を使わせる香典を贈るよりも、喪中見舞いとしてセットになったお花やお線香などを贈る人も増えました。
金額としては1000~2000円くらいのお線香セットなど。
金額の張らない喪中見舞いだからといって、受け取ったからには何らかの返事やお礼状が必要になります。
また知ってる方で故人の亡くなる前の様子など知らせたい場合は、はがきでなくて手紙にして知らせてあげると相手も嬉しいはずです。
喪中見舞いに品物をいただいた場合のお礼状の例文
喪中見舞いに対するお礼状の文例としては
◆時候の挨拶
◆喪中見舞いに対する感謝の気持ち
◆故人の生前の様子や残された家族の近況など
◆先方およびご家族の健康などを気遣う言葉
などを簡潔に書くようにします。
親しい間柄の方だったらあまり堅苦しくならなくても大丈夫ですよね。
お供え物を伴う喪中見舞いのお礼状の事例
晩秋の候、皆様方におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度はご丁寧なお手紙ならびにお心遣いを頂き心よりお礼申し上げます。
○○様には父も生前大変お世話になったと聞いております。
お会いする機会があれば父も喜んだことでしょう。
父が他界して半年ほど経ち、少しずつ心の整理もついてきたところです。
家族で助け合って頑張っていきたいと話しております。
寒さ厳しい折りを迎えますのでくれぐれもご自愛ください。
敬具
朝夕はめっきり冷え込む季節となりました。
皆様方におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
先日はご丁寧なお心遣いをお送りいただきどうもありがとうございました。
○○様のお気遣いに家族一同とても嬉しく感謝の気持ちでいっぱいです。
故人も喜んでいることと思います。
寒さも本番を迎えますので何卒ご自愛くださいませ。
敬具
相手との関係性によっては生前の様子や病状などについても、詳しく書いてもいいかもしれません。
喪中見舞いへのお礼はメールでも大丈夫?
友人などメールアドレスを知っているような親しい間柄の場合は、喪中見舞いを受け取ったことに対するメールでの返事もありだと思いますよ。
先方としてはこちらへのお返しなどの負担をかけたくないという思いもあって、香典ではなく喪中見舞いにしてる場合が多いです。
親しい友人だったらかしこまったお礼状よりは気軽なメールの方が合ってるかも。
またメールでしたら相手からもまた返信が来たりして、より親密なやり取りができますよね。
喪中見舞いのお礼をメールでする時の文例
本文:
○○様
ご無沙汰しております。
寒さの厳しい折り、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この度はご丁寧なお心遣いをいただき誠にありがとうございます。
取り急ぎメールにてお礼かたがたご挨拶させていただきました。
時節柄、どうぞご自愛くださいませ。
ただしメールは略式なので本格的な香典のお礼をするのには不向きです。
香典を頂いた場合は書面でのお礼状やお返しが必要です。
反対に親密なやり取りがしたくない相手だった場合は、サクッとお礼状だけとか寒中見舞いだけの方がいいかもです。
その辺は相手との関係性次第ですよね。
喪中見舞いのお礼を電話で伝える
電話番号がわかっていて親しい間柄ならば、電話も簡単で良いですよね。
喪中見舞いが届いたことがすぐにわかって、先方も安心するという利点はあります。
また、お礼状やメールの文章を考えるのが面倒な場合はいいかもしれません。
この度は喪中見舞いをお送りいただきありがとうございます。
いつもお気遣いいただいて本当に感謝しております。
取り急ぎお礼をと思ってお電話させていただきました。
喪中見舞いをいただいた時の返事やお礼状の文例は?まとめ
喪中見舞いは香典と違ってお返しが不要な場合がほとんどです。
とはいえ、先方にとっては無事に受け取ってもらえたか気がかりなものです。
喪中見舞いに対する簡単なお礼状やメール、電話で連絡等、お礼を伝えた方が安心しますよね。
親しさの度合いによってお礼の方法を選んでみてください。