クリスマスに買ったもみの木
せっかく鉢植えで買ったので
クリスマスツリーとして楽しんだあとにも
なんとか育てて来年のツリーとして使いたい。
ただし植物をあまり育てたことがないため
育て方がよくわからない。
虫が大の苦手なので虫が付きやすいかどうかも気になる。
もみの木の育て方から虫の駆除まで詳しく解説します。
1・もみの木に虫は付くの?駆除はどうしたらいいの?
花屋さんや通販で購入した場合に虫がいることは
余りないかもしれませんが
全くいないという可能性はゼロではないです。
アブラムシのたぐいとかクモとか
小さい虫が潜んでる可能性はあります。
心配な場合は家に入れる前に
殺虫剤でスプレーをして2~3日庭やベランダに置いておくこと。
そのままクリスマスの飾りを始めるまでは
屋外の日当たりの良い場所に置いて水やりをしつつ様子を見てください。
そして部屋に入れる前に庭やベランダ、浴室などで
全体の埃を取る意味でも水をホースやシャワーでかけて
葉っぱを軽く洗ってあげましょう。
これから飾り付けするのでなるべくキレイな状態がいいですからね。
そしてクリスマスが終わったらすぐに屋外に出すこと。
翌年のクリスマスまでは鉢植えの場合は屋外です。
もみの木は基本的に屋外で栽培管理をする樹木で
屋内では日光量が足りないので栽培が出来ません。
そして屋外での栽培になると虫対策も必要になってきます。
適宜観察をして必要なら殺虫剤などを使うといいでしょう。
野菜ではないので無農薬とか気にしなくていいです。
来年のクリスマスを無事に迎えることだけ考えて管理しましょう。
2・もみの木の水やりはどうすればいいの?
基本的に冬の水やりは控えめにし夏場は水切れしないよう
たっぷりやることです。
もみの木は夏の強い直射日光が苦手ですから
日差しが強過ぎない少し日陰になるような場所に置くこと。
特に真夏の暑さや湿気が苦手ですから、必ず風通しの良い所を選んで下さい。
ベランダなどでどうしても日差しが避けられない場合は
遮光幕などを利用して直射日光が当たらない工夫が必要です。
また、照り返しの熱で植木鉢が熱くならないように気を付けてあげてくださいね。
水やりは鉢土の表面が乾いたら鉢底から水が十分に流れ出
るまで与えます。
針底の水は根腐れを防ぐために捨てること。
鉢植えは庭植えと違って冬でも晴れた日は水やりする必要がありますが
夏ほど頻繁でなくていいです。
とはいえすっかり忘れていると、ある日枯れてしまったり><
冬でも水枯れしてないか見てあげて下さいね。
寒さに関しては耐寒性があるので、寒さで枯れる心配はありません。
3・もみの木に植え替えは必要?
もみの木は本来は高木ですので庭植えするとぐんぐん育ちます。
鉢植えの場合は2~3年に1回は植え替えが必要です。
土は長年使用すると栄養がなくなってしまい
排水性や通気性などが保てなくなります。
鉢の中という限られた空間の中で
根は成長をし続けるため根詰まりを起こしてしまうんですね。
本来ならばもみの木の大きさに応じて鉢も大きくしていくのが
いちばんいいのですが
クリスマスツリーとして使いたい場合そうも言ってられません。
これ以上大きくさせたくない場合は
鉢の大きさはそのままで植え替えを行います。
また混み合った枝などは元から切って
もみの木の中心部まで陽が当たるようにします。
根鉢を崩す場合は、2~4月頃が植え替え時期です。
植え替えに準備するもの
・植木鉢(新しくする場合)
・花木の培養土
・鉢底の土または軽石(再利用も可)
・鉢底用のネット(再利用も可)
・根を切るための園芸用ハサミ
・スコップ
・じょうろ等
・軍手など手袋
鉢から抜いて根鉢を崩し、根を3分の1程思い切って切って短くします。
排水をよくするために「鉢底の土」や軽石を2~3㎝高さに入れます。
鉢底の穴が大きい場合は鉢底用のネットを敷きます。
その後は同じ鉢に植え新しい土を加えておきます。
用土は肥料の入っていないものを使います。
土を入れ終わったらまんべんなく水やりをします。
植え替え後は風の当たらない日陰に置くこと。
水やりは土が乾いてから与えること。
もみの木は針葉樹なのでけっこう葉っぱがチクチクします。
扱う場合は軍手や園芸用の手袋をお忘れなく。。。
まとめ
本物のもみの木をクリスマスツリーに使うって贅沢ですよね。
やはり雰囲気はイミテーションにはかないません。
そしてせっかくの鉢植えで手に入れたもみの木ですから
1年だけでなく翌年もそのまた翌年もツリーとして使いたいですよね。
ただし日本の夏はもみの木などの北国の樹木には向いてません><
クリスマスの翌年の夏にダメになってしまう場合が多いとか。
庭植えが出来る場合は鉢植えを諦めて
もみの木を庭に植えるという選択肢もありますよ♪
コメント